こんにちは、ヒトモノラボの石渡知里です。
私は沢山モノを持っていることが豊かであり幸せであると思っていました。戦後の貧しさを知らなくたって沢山モノを持っていることに憧れる人だっているのです。
こちらは私の部屋着を入れている引き出しの写真です。ダサい部屋着のことは置いといて、この状態を見た時の私の気持ちを、整理収納アドバイザーの資格を取る前と後でどのような変化が起きたかみていこうと思います。
資格を取る前
「うわっ、服が足りない!買わなきゃ~」
洋服を入れている引き出しの中に空間があるとこの様な気持ちになっていました。だから、引き出しの中はいつも洋服でパンパン。洗濯して乾いた服を引き出しに入れようとすると入らないという不思議な状態に陥ってました。
こんなに服があるのに、着たい服が無い。
不思議ですね~。何をどう間違えたらこうなるのでしょうか?洗濯している服があれば必ず引き出しの中に空間ができるものだということを知らなかったのです。目の前に見えている量が全量だと思っていました。だから必要以上に所有しようとしていたし、必要以上にお金を使っていたと思います。
もう…アホみたいな本当の話です。
資格を取った後
「そういや最近、服畳んで無いな~。洗ったのいつだっけ?」
引き出しの中に空間がある状態が3日以上続くとこんな気持ちになります。私の感覚としては、服を洗濯機で洗ってから乾くまではだいたい3~4日かなと考えています。引き出しの中に次に着る服が入っていれば大きな不安に襲われることはありません。
洗濯~乾くまでの日数に対して適当な量の服を持っていると自覚しているからです。自分の暮らしにとって適量がどれくらいか?が分かれば、不足するという不安は小さくなります。
すぐに買いに行けないモノやセールで手に入れておきたい定番のモノに関しては1~2着余分に所有し、ストックのみを収納する引き出しに入れています。仕事帰りでも購入できるモノに関しては余分なストックは持たず、捨てるタイミングで購入するようにしています。時間のムダ、お金のムダがなくなります。
思考が変わると行動が変わる
不思議なもんで「思考が変わると行動が変わる」もんですね。もちろんその逆で「行動が変わると思考が変わる」場合もあります。
在庫管理に追われない暮らしづくりをしていると、自分のやりたいことに時間を使うことができるので「小さな出来た!(成功体験)」が沢山積みあがっていきます。
皆さんにとって自分のやりたいことは何ですか?