ヒトモノラボBLOG

“わけるとわかるわけるくん”は抽象的だからこそ面白い

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こんにちは、ヒトモノラボの石渡知里です。
このブログでも度々出てくる“わけるとわかるわけるくん”について。実は、わけるくんを手に入れたばかりの頃、このツールをうまく使うことが出来なかったのです。

わけるくんに出会って3年。
自分で使ってみる中で色々気づいたことがありました。
わけるとわかるわけるくんへの愛を叫ぶ、第2話。

“わけるとわかるわけるくん”は関美恵子先生が考案した、ハウスキーピング協会オフィシャル商品です。

わけるが分からない

わけるくんは抽象的だからこそ、老若男女、様々な人に楽しんでいただけます。逆に抽象的だからこそ、これが片付けにどう活かされるんだろうと感じる方もいるかもしれません。

片付けでモノを減らす時には決断力を特に試されている気がしました。
モノを減らした後の分類する時にはどういう分け方をするかとても悩んでしまいました。

使いやすい収納にするための分け方は無限大。
そうなんです。
分け方が無限大だからこそ躓きやすい気がします。さらに使ってみないと分からないというオマケ付き。

収納するときの分け方、皆さんどうしていますか?
私はついついカテゴリー分けをしてしまいがち。なんか、カテゴリー分けって優等生な分け方なんだけど「悪くはないけど、良くもない」みたいな雰囲気を感じています。(個人的な感想)

※カテゴリー分けとは…カトラリーをスプーン、フォーク、ナイフ、箸と種類別に分ける方法

カテゴリー分け以外の分け方を見つけるためには、日常の自分の行動をよく観察する必要があります。

あなたはパン食べながら何を飲んでる?
牛乳?コーヒー?紅茶?ジュース?…

ここの組み合わせは人それぞれ。
私がパンを食べるのは朝食。朝食の時飲むのは牛乳。だから牛乳が入っている冷蔵庫とパンは近い方が、ちゃんと朝ご飯を食べようという気分になる(笑)

抽象的だから考える力を育てる

収納は誰かのモノマネをしていてもなかなかうまくいきません。自分にとってどんな分け方がしっくりくるのか?
トライ&エラーを沢山行う場面でもあります。色々な分け方を試して欲しいのです。
もしも自分で考えていてもいいアイデアが思いつかなかったら、誰かのアイデアを借りてもかまいません。

トライ&エラーを経験して分け方のネタが切れたときは、雑誌やTVなどで誰かがやっている分け方を参考にしてみてください。

勉強でも最初から答えを写していたのではなかなか身になりにくい気がしています。
いっぺん自分でやってみて、その後に解答“例”を見ると「おぉ!」と感じる。その感覚を大事にしたいと個人的には思います。

片付けは一生続きます。
その中で、モノの分け方を変える必要があるイベントに何度も出会うはずです。
その度に整理収納アドバイザーを呼んでも良し。
自分で分け方を考える力をつけるために色々試行錯誤するのも良し。

目の前に流れてくる情報を鵜呑みにするだけでなく、自分なりの考え方を表現するのにはうってつけのツールだと思います。
だって、わけるくんには不正解がないのだから。

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