ヒトモノラボBLOG

そうだラオスに行こう8:托鉢体験ができる国

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こんにちは。
人とモノの関係をよりよくする・ヒトモノラボの石渡知里です。
 
昨年の11月上旬にラオス旅行に行ってきました。
その時の記録をだらだらと更新しています。
 
「整理収納」や「片付け」とはまったく関係が無い内容が多数ありますが、石渡知里という人間を知っていただくきっかけになればと思っています。

ホテルロビーに5時半集合

それなら遅くとも5時に起きる必要がある。22時近くにホテルに到着して早々にシャワーを浴び、目覚ましをセットして眠りにつきました。

ドン、ドドン、ドン、ドドン…

まだ目覚ましは鳴っていない。でも、どこかで太鼓の音がする。時計を見ると朝4時。まだ眠れるのに太鼓の音が気になって眠れない。
後でガイドのリンさんに確認したところ、この太鼓の音はお坊さんを起こすための音らしい。繊細な人はお坊さんと一緒の時間に起きてしまうと思う。

ラオスは東南アジアの中では北に位置し、乾季に訪れたのでもしかしたら寒いかもしれないと思い、ウルトラライトダウンベストを持ってきたのに…
ルアンパバーンの11月上旬の朝5時はそんなに寒くない!
半袖ブラウスで外に出ても何も感じない(暑くも寒くもない。)。念のため上着を羽織っていこうかな~と思うくらい。

まぁ、台湾より南に位置しているわけなので11月でもそんなに寒くないらしい。

いざ、托鉢体験

ホテルから托鉢をする場所までは徒歩で移動。
所定の場所でスタンバイ。托鉢をする時はストールのようなもので胸を隠します。男性と女性で巻き方が違うらしい。胸を隠す布は特に指定があるわけでは無く、日本から持っていったストールでも代用可能だそうです。

今回はツアーで托鉢体験を付けたので、托鉢する食べ物がセットでついてきます。この籠(お櫃?)の中にほっかほかのもち米が入っています。お坊さんが来るまでは蓋をしめたまま。お坊さんが近づいてきたら蓋を開けて一口大のもち米をお坊さんが持っている器(ボウルのようなショルダーバック)に入れます。

地元の人は自分の家の前に座って最初のお坊さんが来てから最後のお坊さんが来るまで托鉢をする。
私達はツアーで托鉢体験をしているので、籠の中のもち米が無くなったら終了です。

…というか、お坊さんたちの歩くスピードが速い。一口大のもち米をお坊さんの持っているボールに入れるのですが、お坊さん達が次から次へと歩いてくるため、もち米をひとつまみしか入れられなかったりもする。
なかなか難しい。

すっかり忘れていたが、もち米は空気に触れると固くなる。
お坊さんの列が途切れた時は籠の蓋を閉じておくのがオススメ。
一口大のもち米をつまむのが大変になってきたので、効率よく団子作ってもいいのかなと思ったけど、それは、ダメらしい。ガイドさんから止められました。

地元の人は水を手元に置いて、水で手を清めながら托鉢していました。
水を使えばもち米が手につくことも無く、もち米をつまみやすいなと感じました。次回は真似しよう。

ラオスの托鉢は観光地化されているため、お坊さんが持っている器はすぐにいっぱいになってしまします。

そんな時は地元民に再分配。
地元のお母さんたちは自分の横に籠を置いており、そこにお坊さん達は托鉢でもらった食べ物を再分配していきます。

画像がブレブレだけれど、これも托鉢の再分配のカゴらしい。

托鉢で回ってくるお坊さんは寺ごとにまわってくるそうです。お寺のお坊さんが全員で来るわけではなく、一部のお坊さんはお寺で留守番をするんですって。(そりゃそうか)

お年寄りは毎日托鉢するけれど、若者は重要なイベントの日のみ托鉢をするそうです。そこは、なんだか日本と似たような雰囲気を感じますね。文化はこうして薄れていくのだろかとかぼんやり考えてしまいました。

というわけで、ラオス・ルアンパバーンは托鉢体験が出来る街でした。

続きや前後の話は「旅行」タグでお楽しみください。

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