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交通系ICカードを整理する

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高校生時代にしようしていたPASMO

こんにちは、人とモノの関係をよりよくしたい…ヒトモノラボのえび子(@hitomonolab)です。
そろそろ、本名で挨拶するべきか、SNS名で挨拶するべきか、迷いが生じてきました。

本日の話題は交通系ICカード。
私自身、複数枚持っていた交通系ICカードをやっと整理することができたので記録に残しておきます。

複数枚ある交通系ICカードは片付けられなかった頃の名残り

片付けが苦手な人の暮らしは常に探し物をしているから忙しい。

物が無い、探しても見つからない、物が見つかるまで待てない、新しく購入するしかない、購入後探し物が出てくる、結果として同じ物が複数ある。

安価でよく無くす物は大抵家の中に複数個ある。交通系ICカードもその1つだ。

私の手元には、PASMO2枚、Suica1枚があった。
現在使用しているのはPASMO1枚だ。
今回はPASMO1枚、Suica1枚を返却し、予備の交通系ICカードとしてスマホにモバイルSuicaを入れることにした。

使わないICカードはロックされる

事の発端は2019年。
Suicaを使おうと思ったらロックされていてすぐに使えなかったのだ。

そう、これは整理収納アドバイザー2級でいうなら「プ〇〇ティ」の状態だ。
この状態が発生したときに「ヤバイ‼」と気づくことができるのが整理収納アドバイザーという資格のいいところだと思う。

予備はいらない、使う物だけ手元に残す

使えていない物が目の前にあるなら手放すための準備を着々と進めるしかない。

2019年に調べた内容と今のルールは異なる部分があるかもしれないが、基本的にはICカードのチャージ残高をゼロにして、デポジット返却が可能な窓口に持っていく。

ただ、それだけ。

なのだが、ICカードのチャージ残高をゼロにするのが結構難しい。なんか、面倒なのだ。私は100円以下の残高はお布施とすることにした。

ICカード残高をゼロにするオススメはコンビニだ。
残高よりも高い金額の物を購入し、ICカード残高で支払。不足分を現金で支払うなどすれば残高はあっさりゼロになる。

予備はいらないと言いながら予備のICカードとしてモバイルSuicaを導入することになったのは、今年に入ってからPASMOを家に忘れて出掛けるという事件が複数回発生していたからだ。
通勤の時に、週末の外出時に、PASMOを持って行くのを忘れることがあった。
最近の私には予備のICカードが必要な状態になっていた。
切符でも良いのだけど、急いでいる時に的確に行先の切符を買うのは結構難しいのだと感じることが多かった。

PASMOとSuicaを返却する

PASMO編

PASMOは近所の都営地下鉄線の改札窓口で返却した。残高が数十円残っていたため、「コンビニで使って残高を0円にしたら?」と駅員さんに言われたが、ここで引き返したらPASMO返却のタイミングが遠のいてしまう。「大丈夫です!」と後悔など微塵も感じさせない爽やかな空気で返却したいという希望を押し通した。

残高が数十円あったが手数料を取られることはなく、デポジットの500円が手元に戻ってきた。

Suica編

PASMOと同様、最も近隣のJRの改札窓口でSuicaを返却したい旨を伝えたら、次のようなことを告げられた。

  • 残高があると手数料がかかるのでコンビニなどで残高をゼロにしてください
  • Suicaの返却はみどりの窓口でのみ行っている

なんと!数十円残っていると手数料を取られてしまうのか。
このあと、みどりの窓口がある駅に移動し、コンビニで適当な飲み物を購入してからみどりの窓口の長蛇の列に並ぶ。

私が数十円の残高はお布施でよいと思っていた理由がコンビニで買いたいものがないからなのだと、飲み物を選んでいる時に気づいた。面倒だと思う気持ちの裏には案外ちゃんとした理由が隠れているものだ。

みどりの窓口に並んで〇〇分。やっと順番がまわってきた。ここで最後の砦が立ちはだかる。

「昨今の半導体不足により、新規でSuicaの購入が出来ない状況にありますが、今回は返却ということでよろしいですか?」

返却すると決意した2019年から4年。やっと返却できる環境が整ったタイミングでこの一言。過去の自分だったら「やっぱ、やめます」と言っていたかもしれない。
しかし今回は抜かりない。モバイルSuicaの準備ができているのだ。

私は「返却をお願いします」と爽やかに伝えてデポジット500円を受け取り、みどりの窓口を後にした。

少しずつでいい、不要なモノを手放そう

「これは不要なモノだ」と気づいてから手放すまでは結構時間がかかるものだ。

忙しい、時間がない、忘れていた…理由はいくらでもでてくる。

今回のICカードだって、別に思い入れがあって手放せなかった訳じゃない。返す気持ちはあったが、持ち出すのを忘れていただけなのだ。でも、不要なモノは持っていても使用する出番はほぼでてこない。

自分のやりたいことに時間を使う暮らしを手に入れたいならば、小さな事、小さな物でも、手放せるときにきちんと手放しておくことが大切だと思った。

物を手に入れるということは、手放す事まで責任を負うという事。買ったまま、貰ったままにしないように今後も気を付けたいと思ったのでした。

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