ヒトモノラボBLOG

片付けが必要なのは職場も家庭も同じ

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こんにちは、ヒトモノラボの石渡知里です。

今回は職場で働く人と家庭で働く人との間に流れる溝の様なものを少し埋められたらなぁという思いで記事を書いています。

結婚も出産もしていない私がこんなことを言うと凄く色々な拒否反応もあるかもしれない、と思いつつ書くだけ書いておきます。

職場も家庭も人を動かす仕組みづくりが出来るかどうか?にかかっているのではないかと感じているのです。

誰かを動かしたい気持ち

職場では部下や上司や一緒に働く仲間。家庭では子供や相方や親。生活している中で相手にこう動いて欲しいと思うことがあると思います。

ごみはゴミ箱に捨ててくれればいいのに

〇日までに書類を提出してくれればいいのに

箸と取り皿くらい用意してくれればいいのに

言われたことだけでなくこっちの仕事もやってくれればいいのに

毎日「もう少しこうしてくれれば…」が自分の周りにはあるのではないかと思うのです。動かない方はそれはそれで問題かもしれません。しかし、自分の気持ちをうまく伝えられないこちらにも問題があるのかもしれません。

さて、職場と家庭で内容は違えど人を上手く動かせずもやもやしている人はいませんか?どちらで起こっていることにも共通点があるのではないかと思うのです。

自分以外はあくまでも他人

血のつながりが無いのが職場。血のつながりがあるのが家庭。そうかもしれません。でも自分以外はあくまでも他人です。血がつながっているから理解してくれる?家族なんだからやってくれて当然?果たしてそうなのでしょうか?自分と家族は別人格です。ちょっと顔が似ていて、趣味が似ているかもしれないけれど、あくまでも他人。考え方や判断の仕方は自分とは違うかもしれません。

この辺りの私の考え方は「嫌われる勇気」の影響を受けていると思います。正しく理解出来ているかは別にして。

仕事でも自分に出来た事が他人に出来ないと苛立ったりした経験があるのですが、それって自分=他人だと思っているからおかしくなる訳です。自分≠他人だと捉えられていれば自分に出来たことが他人に出来なくても苛立つことは無かったのかなと思うのです。

自分と他人は違うという前提があれば、他人をよく知ろうとするかもしれないし、観察するかもしれない。そういう行動が欠けている内は自分と他人の共通項を探して楽をしようとしている時かもしれません。

動いてもらえる仕組みづくり=整理・収納

整理収納アドバイザーが提案する整理・収納は他者に動いてもらう仕組みづくりになるのではないかと思います。100%とは言いませんが前より楽に仕事したり生活したりするための仕組みです。

一人暮らしをしていたり、一人で仕事をしている人は物の整理・収納の必要性を感じにくいかもしれません。他者と何かを共有したり、何かを作り上げたりするときに、より必要になるような気がするのです。整理・収納は共有する環境で必要になりやすいということです。

物の位置を全員が把握していれば…誰かに聞いて「そこです」「どこ?」というやり取りをしなくても良いし、誰かに聞かれて「そんなことも分からないの?!」とイライラすることもない。お互いが気持ちよく過ごすための環境づくりをサポートしてくれるのが物の整理・収納なのかなぁと感じています。

とは言っても得手不得手はある

整理・収納が仕組みづくりだとすれば、それは得手不得手があると思うのです。それが経験値の差なのか長所・短所的なものなのかは分からないのですが…。

仕組みを作るのが得意な人はどんどん整理・収納の(仮)仕組みを作っていけばそれで良いし、仕組みを作るのが苦手な人はその使い心地を報告してもっとこうして欲しいという要望を出せばいいと思うのです。お互いの立場を尊重して共同作業として行えばうまく歯車がまわっていきます。

あ、あいつの腕が悪いとか、そいつの伝え方が下手だとか言ってたら共同作業は破たんしますよ?お互いの長所を活かし短所を補っているわけで、喧嘩しにきている訳ではないですからね。

歯車はお互いに噛み合って動く

生活も仕事も共同作業の連続です。お互いにそっぽ向いてると歯車が合わなくなってしまいます。お互いの歯車をはめ込む作業をしてからゆっくりと歯車を回していけば良いと思うのです。

お互いの距離が近すぎて歯車のはめ込み作業が出来なくなっていたら…そういう時は他人を入れることで歯車がはまる事もあるかもしれません。今の環境にない目線を入れることで見えることがあるかもしれません。

家庭も職場も良く観察すれば似たような状態は沢山あるのかなと感じています。

 

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